今年プレイしたゲームは、エロゲ12作品、乙女ゲー2作品の14作品。

続きから各ゲームの簡単な感想を綴っていきたいと思います。
所々記憶が曖昧なのでかなりうっすい感想です。でもネタバレをしてしまう可能性アリですので注意。
相州戦神館學園 八命陣(個別感想リンク)
2014年初プレイエロゲ、これの発売された時期は何かと忙しく、ゲームなんぞしてる暇はなかったはずなのに発売から3日間これに熱中してました。
リンクした感想にも書いてあるのですが、少し物足りない部分もあるけれど燃えゲーとしては最高クラスの燃えを味わえ、恋愛要素も添える程度かと思いきやしっかり萌えさせてくれました。個人的に主人公×ヒロインの関係よりサブキャラの関係性のほうが好きだったり。
4月に続編?である相州戦神館學園 万仙陣が発売となりましたが、私が見たかったあの二人の話は追加されているのだろうか?!(まだ買ってない)

俺たちに翼はない(個別感想リンク)
俺たちに翼はないAfterStory
基本はテンポのいいギャグゲーなのですが、割と重い話。リンクした感想にも書いてあるのですが、主人公がヒロインを攻略するという感じよりもヒロインが主人公を攻略していく印象を強く受けました。プレイすればタイトルの意味が分かると思います。個人的にかなり思い入れのある作品になったので、言いたいことが多すぎて逆に語ることができない・・・・。vita版とpreludeも持ってるのでそのうちプレイ出来たらと思います。世界が平和でありますように

ひこうき雲の向こう側
主人公たちが恋愛に向き合う話は割と何処でもありそうな感じですが、これは純粋に恋愛を書いています。だから、ヒロインのことを好きな男友達との微妙な関係とか、ヒロイン同士のギスギス、他ヒロインが可愛くない嫉妬をしたり・・・などなど。途中途中で胸糞展開がありますが、全部読み切ると雨上がりの爽やかな気持ちになれる不思議な作品です。
このゲームの見所は、とあるヒロインのエンド後の演出ですね。あれだけでも見て欲しい。
他にも全ヒロイン攻略後のおまけが良いです。ウルッとさせてくれました。2014年作品の中でも上位に入る出来ではないかなと思います。

セミラミスの天秤
なんか面白そうだしメインヒロインの声桐谷華さんじゃん!!買う!!という安直な理由で祖父リミで購入したこの作品。蓋を開けてみれば、可愛いと思っていた愛生はメインヒロインにしてこの作品の悪魔。やれば分かりますが本当に怖い女です。彼女にかかればヲタサー崩壊は小指で済みますし、学校も崩壊させられるんじゃ・・・と思わざるを得ない。
愛生によって、主人公の周りの人間関係が変わっていくのがこのゲームの面白いところで、共通ではこういった話が続きます。愛生の行動を良しとするか、駄目だと思うかでお話の内容が少し変わるのが面白かったですね。攻略的には難しかったですけど。
キャラクター造形と、共通のシナリオテキスト共に文句なしの出来で興奮していたのですが、個別がちょっと弱かったかな~という不満点もありましたね・・・。
特にシナリオのメインの愛生。あんな女の過去があんなすぐ解決してしまうのはちょっと肩透かしというか。(その分BADENDで愛生と聖女様の狂気が際立ったと言えるのか・・・?)
人を選ぶ作品(共通で主人公と愛生のエッチシーンあり、アヘ顔、陵辱展開あり)なのですが、そこを含めて私はかなり楽しめたのでオススメします!


ハロー・レディ!
癖のある主人公と、癖のあるテキスト。これを受け入れられたら本当に楽しい作品。
復讐劇にしては、OP2まであんなに復讐に固執してた主人公がこんなにアッサリ諦めるの・・・?と肩透かしをくらったり、朔ルートは詰め込んでる感がありましたが、そこを突っ込まなければ楽しかったので良し。ヒロインは珠緒がすきです


Scarlett
初ねこねこソフト。安いサクサク進む面白いと三拍子揃った作品。一歩道で映画を見ているような気分になります。ダブル主人公ものなのですが、一人の主人公では日常から非日常境界線を越えるわくわくを味わえ、二人目の主人公では圧倒的な力でぽんぽん敵を従わせて行く展開に爽快感を味わえます。
章ごとに話が進んでいきますが、とある章だけ雰囲気が変わり切ない、泣ける話が読めます。
一日でクリアしてしまうほどハマった作品なので是非色々な方にしてほしいですね~。すぐ終わる割に満足度が高いので忙しい方にもおすすめです


なないろリンカネーション
2014年発売の作品は買った割に積んであまりやっていないのですが、その少ないプレイ数の中で個人的に一位です。
鬼を従わせ、街に存在する霊を成仏させようと行動する~とお話を簡単に説明するとこんな感じです。日常は楽しく笑える。ときに切なく、驚くシーンもアリ。ネタバレなしでやって欲しい作品ですね!(例のあれは人を選びそうですけど)面白かったからこそもうちょっとボリュームがあればとそこだけが残念です。話的に無理なのは分かるんですけどね。そのほかは文句なしです。すめらぎ先生の原画は可愛く綺麗でえろい。塗りは流石としか言えない。
シナリオを担当されたかずきふみさんとはこのゲームで初めましてだったのですが、ほのぼの笑える日常、それがスッと入ってくる読みやすいテキストが私に合いました。かずきさんの書く主人公とそのグループは家族感があっていいんですよね・・・暖かさがあるというか。


アトラク=ナクア
初音様、百合、名作らしいという情報だけで買ってしまったこの作品。
切ない百合ものなのかな?と勝手に想像していたのですが
やってみたら、陵辱陵辱と生きるためとはいえ初音様やりたい放題。被害者側の話もしっかり描写されているせいで被害者たちが可哀想で可哀想で。また、ヒロインの奏子の境遇が酷い。これも可哀想としか言えず、幸せになってくれと心のそこから思っていたのですが・・・あのラストは・・・彼女が幸せならいいのかな。
暗い話が続く中、初音様と気まぐれで生かした奏子の二人がだんだん仲良くなっていくのは癒しでした。奏子への想いをあまり表に出さない初音様の愛が感じられる例のbadは大好きです。
初音様と奏子のカップルは大好きなのですが、個人的に奏子ちゃんは葛城くんと幸せになって欲しかったですね・・・。
切ない話が好きな方はおすすめですね。ハッピーエンド至上主義はやっちゃあダメだと思います・・・


天色*アイルノーツ
頭空っぽにしてキャラの可愛さを楽しむゲーム。
発売当時はイチャラブに期待していたのですが、無駄なシリアスが邪魔してイチャラブが少ないキャラがいてイライラしました。それが一番好きなキャラってんだから悲しい。真咲・・・
キャラクターは本当に可愛いです。真咲のペットにしたい可愛さなんてもう!!彼女のおかげで抱き枕デビューすることになりましたよ。毎晩一緒です。
シナリオは無駄シリアスがなければ良かったのですが・・・謎シリアスが少なめな夕音ルートとかは評判いいですよね。個人的にティア先生ルートの話は好きですが。エロいし、他ルートでは気障過ぎてイラついた主人公もこのルートでは気障度が減って好きになれそうでした。
こぶむりコンビが書く原画は綺麗で塗も綺麗。bgmも豊富でシステムも快適。サブヒロインも攻略できてまた可愛いのも良かったです。本当にシナリオ以外は文句なしです。


もっと姉、ちゃんとしようよっ! 
かずきふみ作品、2つめです。プレイ後自然と頬が緩む、暖かい気持ちにさせてくれるゲーム。
攻略キャラは隠しを入れて9人。立場は違えど全員姉属性という中で、キャラかぶりや金太郎飴シナリオじゃなかったので飽きずに楽しむことができました。境さんのシナリオは一人だけ雰囲気が違って驚きましたが・・・。
お話で一番好きなのは澪緒ちゃんルートですね。一見妹キャラに見える澪緒ちゃんのルートで、誰よりも走馬くんとの姉弟の絆を感じられる話だとは思わなかった。
あと、このゲームの見所といえば面白い友人たちとのバカ騒ぎ。ちーちゃん、麒麟児、流動この三人はヒロインよりも好きかもしれません。どんなことがあっても味方でいてくれる友人っていいですよねえ。


ガンナイトガール
かずきふみ作品、3つめです!
背景からもわかるようにそんなに明るい話ではないですが、主人公とその周りの会話は相変わらずギャグ満載で読んでいて楽しかったですね。楽しい日常がある分、シリアスな部分が引き立つというか!あと、ガンガの友人は姉しよの友人たちと違い主人公マンセーがないのがまた面白かったです。
主人公の絢斗くんの無能っぷりが際立つ話が多かった印象ですが、作品的に主人公でもどうしようも出来ない感じが出ててそんなに嫌味には感じませんでした。最近の主人公は出来過ぎなんですよね~あれくらい情けなくてもいいと思いますよ。作品に寄りますけど。なんであんなに絢斗くんの評価が悪いのでしょうか・・・
ヒロインもかわいいというか可哀想な子が多いです。話が重いので必然的にそうなるんですが・・・。ヤンデル子も何人かいましたけど描き方が上手いのか怖さは若干あれどヒロインとしての可愛さを失っていなかったのがよかったです。根本に主人公への愛があると感じられたからかなあ・・・
かずきふみ作品の中で一番は選ぶのは難しいのですがシナリオは一番好きかも知れないです。キャラはもっと姉しよかなあ・・・。


死神と少女
世界で一番美しい言葉を探すために少女が死神と旅をするお話。舞台は現代、西洋風の街に囲まれた町で繰り広げられるちょっと不思議な御伽噺。ゆったりほのぼのとしているようでよく読むとゾッとするようなお話が章ごとに分けられて進む共通ルート、個別ルートも共通ルートと同じようなノリで進んでいくのですがちょっと毒が増えます。あまり説明できないのはネタバレなしでぜひプレイして欲しいからなんですけど・・・共通、各個別で撒かれている伏線の多さにゾッとします。回収された時の感動や絶望感が凄いです!
乙女ゲームらしさが少ないので男の人もやりやすいかなと思います。ぜひプレイして、とあるエンドのその後の考察を聞かせて欲しいです!私はED曲後の二人の姿は夢だと思ってます!!


Code:Realize ~創世の姫君~
乙女ゲーム2本目です。この作品が雑誌で発表された時から本当に楽しみにしてて、このためにvitaを買ったんです!!スチームパンクの乙女ゲームですよ・・・?グラフィックは綺麗なオトメイトさんでシナリオもディレクターも評判の良い方だったのでもう買うしかなかった。
ゲームのお話をすると、身体に毒をもった少女が触れ合えない状態で真実の愛を見つける~~的なお話でした。共通の主人公の出生の謎に近づくところや攻略キャラ達との掛け合いは本当に楽しかったですしワクワクしました。けれど、主人公の出生の謎が分かるのが共通でだったり個別が攻略キャラへのカウンセリングになってたのは若干残念、そしてとあるキャラ以外ハッピーエンドなんですけど完全なハッピーエンドではないというか・・・。一人だけマンセーされているのに若干ムカッとしてしまいました。お話もあらすじを読んでいたときのワクワクをラストまで持っていけなかったのは残念でしたが、私が期待しすぎだったんですよね!オトメイトさんですからきっとFD出るでしょう・・・それに期待します。



うーん・・・気が向いたときに書いていたら半年くらいかかってしまった・・・。
時間がかかった割に全く読める内容ではないので申し訳ないです。今年の分は今からちょくちょく書き溜めておいたほうが良さそうですわ